Bluetoothスタイラスがあれば、iPad mini(タブレット)がさらに便利に

stylus

私はiPad miniを使用しており、電子書籍を読んだり、写真の管理現像など主に13の方法で活用している(iPad mini 2(16GB):便利な13の活用方法+αを参照)。また、ワイヤレスキーボードと繋げて、パソコンのようにも使用している。

キーボードに加えてスタイラスを使えば、iPadの利便性がさらに向上する。現在はAdonit(アドニット)社製のスタイラスPixelを使っているが、今回はPixelとは関係なく、私がスタイラスを欲しいと思った理由をまとめる。

スタイラスの役割

スタイラスを使いたいと思ったのは主に以下の状況のとき。

  • 電子書籍を読む時
  • 書類を読んだり、作成する時
  • デジタル写真の現像する時
  • 手書きのメモをとる時

私に絵心があれば、スケッチも加えることができたが、残念。

電子書籍を読む時

電子書籍を読む分には必要ないが、線を引く時に重宝する。

普段、電子書籍の文字を小さくしているので、意図する文字を指で選択しにくい。また、電子書籍のレイアウトが固定されているものだと、フリーハンドで線を引く必要がある。そんな時スタイラスがあれば、文字を正確に選択することができる上、フリーハンドでもまっすぐな線を引くことができる。

書類を読んだり、作成する時

電子書籍同様、文字の選択やフリーハンドでの線引きで重宝する。その他にも、書類に直接書き込んだり、署名することもできる。

デジタル写真を現像する時

デジタル写真の現像をiPad miniで行なっている。写真の現像には細かい範囲を選択するなどの細かい作業が多い。その際、ペン先の細いスタイラスを使うことで、ストレスなく作業ができる。また、筆圧感知やショートカットボタンがあれば、現像作業がさらに効率的になる。

手書きのメモをとる時

スタイラスがあれば、タブレットでもペンと似た感覚でメモを取ることができる。指で手書きすると、字は汚くなる上に読みにくい。スタイラスがあれば、書く時も、後で読み返す時もストレスが少ない。

*残念ながら、現状ではメモをとる時は紙とペンを使っている。スタイラスとタブレットでは、さっとメモを取りたい時に、すぐ書き始めることができない。キーボードが使える環境ではタブレットでメモをとることもできるが、そうでない場合は、紙とペンの方が使い勝手がいい。メモの電子化のデメリットについては、ノート・メモの電子化のすすめにまとめてある。

スタイラスに必要な機能

上記の状況で使う時に、考えうる必要な機能は以下。

  • パームリジェクション
  • ショートカットボタン
  • 筆圧感知
  • 細いペン先
  • Bluetooth

パームリジェクション

タブレットの画面に手を置いて固定できれば、便利。パームリジェクションがあることで、手が画面に触れても誤作動を起こさない。

ショートカットボタン

元に戻すなどの操作をしたい時に、スタイラス側のボタンで操作できれば効率的。パソコンのショートカットキーを覚えれば、作業効率が上がるのと同じ。書き間違いや画像の部分選択を正確にする必要がある時などに必要。

筆圧感知

メモや線引きだけなら、筆圧感知は必要ない。しかし、写真の現像をする時に、効果の効き具合を調整するために筆圧感知を使えたら、とても便利。絵は描かないが、絵で濃淡を表現するような作業が写真の現像にも必要。

細いペン先

指ではなくスタイラスを使いたいと思う一番の理由は細いペン先。太くてもいいのであれば、指を使うこともできる。データ上で細かい作業をするためには、細いペン先が必要だし、作業効率も上がる。

Blueetooth

パームリジェクション、ショートカットボタン、筆圧感知の機能を使うためにはスタイラスとタブレットがBluetoothでつながっている必要がある。

まとめ

Apple Pencilの登場でようやく本格的に使えるようになったスタイラス。スケッチに限らなくても、日々の用途でも十分に恩恵を受けることができる。特に画面上での細かい作業や文字を書く時には、重宝すること間違いなし。

慣れるまで少し戸惑うこともあるかもしれない。しかし、スタイラスの役割をはっきりさせることさえできれば、タブレットの活用の幅を今まで以上に広げることができる。