iPad miniを購入してから最近まで読書とインターネット以外にうまく活用できていなかった。しかし、活用方法(iPad mini 2参照)を探している内に、パソコンで行なっている作業のほとんどをiPadで行うことが可能だと分かった。iPaために、iPadに接続できるキーボードが必要だった。
実際にiCleverのキーボードを購入してみて、思っていた以上に便利だったので、購入の際の検討した条件と実際の使用感を紹介する。
キーボード選びの条件
キーボードを選ぶ際に重要だと思って比較した性能は以下。
- サイズ(折りたためて、持ち運び可)
- ワイヤレス
- キーボードの配置
- 英字のみ印字
- バッテリー
サイズ
iPad miniと一緒に外に持ち出す前提だったので、できるだけ軽く小さく折りたためる物が必要だった。このキーボードは三つ折りタイプで、折りたたみ時には145mm x 92.8mm x 25.5mmまで小さくなる(開いた時のサイズは255mm x 92.8mm x 13.3mm)。重さも300g程と軽量。
ワイヤレス
タブレットやスマホと使用するので、ケーブルで固定されることなく柔軟な位置で使用できるワイヤレスが必要。ノードパソコンであれば、膝上とかでも安定するかもしれないが、iPad miniだと安定しない場所も多い。なるべく柔軟な位置でキーボードが使用できることが使いやすさを左右する。
キーボードの配置
キーボードはなるべくパソコンの配置に近いものにしたかった。4列のキーボードなら小さい物もあったが、数字を扱うことも多いため5列は欲しかった。少し大きく重くはなるが、おかげでタイプミスも少なく使えている。
また、このキーボードを購入に至った決定的な理由が、折りたたみ部分に余分な隙間もなく、全てのキーがパソコンのキーボードの様に隙間なく交互に並んでいること。多くのキーボードが折りたたみ部分のキーが揃っており、隙間があった。
英字のみ印字
個人的な好みで、キー上にたくさんの文字が印字されているのが好きではない。日本語表記の無い物を選んんで、大きさもデザインも可能な限りミニマルに。
バッテリー
バッテリーに関しては、どのキーボードも普通に使う分には大差がない様に感じた。このキーボードも2時間程のフルチャージで80時間以上使えるとのこと。使い方にもよるが、自分の使い方では一回の充電で一週間以上は使えている。
充電ケーブルはマイクロUSBケーブルなので、共有できる機器も多い。
キーボードを使用する利点
冒頭にも書いたが、キーボード購入の目的はiPad miniのパソコン化。キーボードを購入してから、ノートパソコンを外に持ち出すことがなくなった。キーボードの購入で得た利点を下にリストする。
- 出かける時の荷物が軽くなった(充電器も含めるとかなり軽くなった)。
- 空港のセキュリティーチェックで、パソコンを鞄から出す必要がなくなった。
- キーボードに接続時、オンスクリーンキーボードが非表示になる(見たい情報がオンスクリーンキーボードに隠れるということがなくなった)。
キーボードの使い方
たったの4ステップで簡単に接続できる。
- キーボードを開くと自動で電源が入る。
- FnとCのキーを同時に押して、Bluetoothをオンにする。
- 接続する機器側のBluetoothをオンにし、「iClever IC-BK03 Keyboard」を見つけタップ。
- FnとE(iOS)のキーを同時に押して、接続した機器のOSを選択する。
まとめ
折りたたみワイヤレスキーボードの中では、最軽量の部類ではないが、パソコンに近い感覚で使用できるので、十分満足している。外で動画編集などの重い作業が必要でない限り、タブレットをパソコンのように使用するために、ワイヤレスキーボードの導入を検討する価値はある。