今まで雑誌を定期購読したことがない。雑誌は他の書籍と違って読み返す機会が少なく、タンスの肥やしになるイメージがあったから。しかし、雑誌読み放題サービスを使い始めたおかげで、雑誌との心理的距離がグッと縮まった。
雑誌読み放題サービスの利点
読み放題サービスを実際に使用して感じた利点は以下。
- 安い
- 雑多な情報にアクセスできる
- どこからでもアクセスできる
- メモを取りやすい
- バックナンバーへアクセスできる
- 収納スペースが必要ない
- 多くの雑誌を持ち運べる
安い
雑誌だけに絞られたサービスだと、ほとんどが月額500円以下に設定されている。雑誌一冊買うよりも安い。
雑多な情報にアクセスできる
紙の雑誌を購入する場合、基本的に興味のある分野のものしか購入しないと思う。しかし、読み放題サービスでは一定料金で多種の雑誌が読めるため、分野を絞る必要がない。
興味のある分野以外の情報も受け身で得られるというのは、思っている以上に恩恵がある。
どこからでもアクセスできる
海外で日本の雑誌を入手するのは至難の技。しかし、読み放題のサービスであれば、事前に国内で契約さえしていれば、どこにいても日本の雑誌にアクセスできる。
メモを取りやすい
雑誌を読んでいると、この情報を控えておきたいという場面がある。そんな時に、わざわざ紙やペンを取り出すのは面倒。読み放題サービスでは、スクリーンショットを撮るだけでメモ代わりとして使える。
バックナンバーへアクセスできる
紙の雑誌は買い忘れたり、一度捨ててしまうと再度入手するのが難しい。その点、読み放題サービスではバックナンバーにも簡単にアクセスできるので、読み返したいと思った際にも便利。
*遡れる期間は同じサービス内でも、雑誌ごとにも違うこともあるので要確認。
収納スペースが必要ない
データなので、収納スペースが必要ない。また、収納スペースが限られているために、定期的に処分している人もいるかもしれない。読み放題サービスだと、重い雑誌をゴミの日に出すといった手間もない。
多数の雑誌を持ち歩ける
端末の容量が許す限り、いくらでも雑誌を外に持ち出せる。また事前にダウンロードしおけば、いつでもどこでも雑誌を読める。ちょっとした空き時間に、気になっていた雑誌を読むことも可能。
雑誌読み放題サービスの欠点
雑誌読み放題サービスを購読する前に知っておくべき欠点は以下。
- 雑誌の所有権は無い
- 読めないページや黒塗りされた画像がある
- 専門誌の種類が少ない
- 端末のバッテリーに左右される
雑誌の所有権は無い
雑誌の閲覧ができる権利を購入しているだけなので、所有権はない。サービスが停止されたり購読を辞めた場合、雑誌へアクセスできなくなる。一生取っておきたいような雑誌に出会った場合は、紙の雑誌を購入する必要がある。紙の雑誌をスキャンすれば、個人としてデータで所有できる。
読めないページや黒塗りされた画像がある
紙の雑誌とまったく同じ内容にアクセスできるわけではなく、読み放題版ではカットされているページも多い。また、インターネット上での肖像権に問題がある場合、画像が黒塗り加工されている場合も多い。完全版で見たい場合には、別途紙の雑誌の購入が必要。
専門誌の種類が少ない
個人的な趣味の写真やスキューバダイビングに関連した雑誌の扱いは少ない。メジャーでない趣味や専門的過ぎる雑誌の取り扱いは少ない。購読前に、読みたい雑誌があるか要確認。
端末のバッテリーに左右される
端末のバッテリーが切れたら、雑誌を読むことができない。またバッテリーが残っていたとしても、病院や飛行機等、電子機器の使用が制限されている場所や時には読むことができない。
まとめ
個人的には最初の3つの利点(安い、雑多な情報にアクセスできる、どこからでもアクセスできる)だけでも、雑誌読み放題のサービスを購読する価値がある。読み放題サービスのおかげで、雑誌が生活の中で身近なものになった。