雑誌読み放題サービスのすすめにて、雑誌読み放題の利点や欠点について書いた。今回は雑誌の読み放題サービスを利用すると決めた後、たくさんあるサービスの中で楽天マガジンを選んだ判断基準についてまとめる。
雑誌読み放題サービスの選択
雑誌読み放題サービスのすすめの中で紹介した利点に関しては、ほとんどのサービスで恩恵を受けられるはず。
雑誌読み放題サービスは書籍のデータ化という点では電子書籍と似ている。しかし、本単位で購入する電子書籍とは違い、雑誌の読み放題サービスは定期購読なので判断基準も違ってくる。例えサービスが停止したとしても、読みたい雑誌を扱う他のサービスに乗り換えれば、再度同じ雑誌にアクセスできる。一方、電子書籍は買い切りのため、サービスが停止すると、同じ本を別のサービスで買い直さなければならない可能性が高い。
サービスを選ぶ時に重要だと思った判断基準は以下。
- 読みたい雑誌が扱われているか
- 国外からでもアクセスできるか
- 料金
上記の条件でサービス(dマガジン、楽天マガジン)を比較し、最終的に楽天マガジンを選んだ。楽天マガジンのおかげで、快適に雑誌を読むことができている。
この記事の下に簡単な比較表を載せているので、記事を読まずに比較を見たい場合はこちらをクリック。
読みたい雑誌が扱われている
読みたい雑誌の有無が一番の判断基準。特定の読みたい雑誌があるのであれば、それを取り扱っているサービスを選ぼう。または、特定の雑誌はないけど、興味のあるジャンルがあるのであれば、ジャンルごとの雑誌の取り扱い数や実際に取り扱われている雑誌を本屋で手にとって判断するのも有り。
個人的には、ガジェット、ライフスタイル、ファッション等の大衆受けするジャンルの雑誌(可能であれば、写真やダイビングも)を読みたかった。dマガジンでも楽天マガジンでもこれらのジャンルに関する品揃えに大きな違いはなかったので、この点で優劣はつかなかった。
国外からでもアクセスできる
海外に住んでいるので、この条件は必須だった。国外に住んでいなくても、出張中や旅行中にもアクセスできれば便利。
非公式サイトからの情報源によれば、国内で事前に契約してアプリをダウンロードしておけば、dマガジンでも楽天マガジンでも雑誌へのアクセスは可能とのこと(公式サイトでははっきりと書かれていない)。
楽天マガジンを日本国内で契約とアプリをダウンロードした上で、アメリカで使用しているが、問題なく使えている。
料金
上記の2点で優劣がつかなかったため、個人的な楽天マガジンへの決定打は単純に料金の違いになった。
dマガジンが月税込432円。楽天マガジンが月払いだと月税込410円で年払いだと月税込324円。楽天マガジンは楽天ポイントでの支払いが可能だが、dマガジンはポイント支払い不可。
楽天ポイントが溜まっていたことと、年払いの料金が安かったことから、楽天マガジンに決定。
まとめ
タブレットのみで読む前提だと、各サービスにほとんど差が無いように感じた。dマガジンと楽天マガジン共に雑誌内の記事単位で紹介してくれたり、雑誌間を斜めに読むことも可能。
雑誌の読み放題が定期購読であるため、こだわりの雑誌がなかったり、アクセスできない等の物理的な理由がない限りは、料金で決めるのが正解だと思う。毎月の固定費になるサービスだからこそ、できる限りその費用を抑えるように心がけたい。各サービスのポイントを上手く活用し、状況にあった最安のサービスを選んでほしい。
最後に各サービスの簡単な比較(2017年11月28日時点)を掲載しておく。無料期間のリンクから各サービスのサイトに飛ぶことができるので、両方とも無料で試してから選ぶことをおすすめする。取り扱い雑誌の詳細も下のリンクから確認できる。
dマガジン | 楽天マガジン | |
---|---|---|
雑誌数 | 200誌以上 | 200誌以上 |
料金(税込) | 432円 | 410円(年払い:324円) |
対応端末 | PC / タブレット / スマホ | タブレット / スマホ |
海外利用* | 可 | 可 |
ポイント | 入手可 / 支払い不可 | 入手可 / 支払い可 |
同時利用可能台数 | 5台まで + 1ブラウザー | 5台まで |
無料期間 | 31日間(dマガジン) | 31日間(楽天マガジン) |
*海外利用については、公式サイトでははっきりと言及されていないが、ネットで調べると可能との情報があった。両サービスともに、日本で契約とアプリのダウンロードを済ませておけば、海外でも利用可能とのこと。実際楽天マガジンをアメリカで使用しているが、問題なく使用できている。