データ管理への考察

物理的に所有していた物の電子化が叫ばれ始めてからしばらくが経ち、今まで以上にデータ管理を意識する必要があるのではないだろうか。

データ管理(バックパップ)の方法について、私なりの考察をまとめる。

バックアップ

データを複数の場所に保存(バックアップ)することで、データの喪失のリスクを減らすことができる。保存先の選定で気をつけなければならないのが、以下の点。

  • 物理的に離れた保存先
  • 同じタイミングで壊れない保存先
  • 違う製品の保存先

物理的に離れた保存先

同じ家や部屋に保管していると、同時に失ってしまう可能性が高く、災害や盗難のリスクに対応できない。

クラウドを利用することで、容易に物理的に保存先を離すことができる。

同じタイミングで壊れない

2つのハードドライブを同時期に買うと、同時期に機器の寿命が来る可能性が高くなる。最悪同じタイミングで壊れてしまうかもしれない。

意識的に購入のタイミングをズラすことで、リスクを減らすことができる。

違う企業の製品

同じ製品を使う場合、同じ原因で壊れる可能性がある。特定の動作で壊れる欠陥があるかもしれない。

異なった企業の製品が望ましいが、同企業の違う製品ラインのものを選択することでも、多少はリスクの軽減を図れる。

データの種類別の保存方法

以下のデータの種類別に、私の現在のデータ管理方法をまとめる。

  • 写真・動画
  • 音楽
  • 連絡先
  • メモ
  • メール
  • 文書
  • 電子書籍
  • ログイン情報

写真・動画

保存先:クラウド+外付けハードドライブ

Googleフォトだと1,600万画素の写真とフルHDの動画を無制限で保存することができる。クラウドに保存した写真を外付けハードドライブにダウンロードしてバックアップしている。

RAWで保存したい写真のみパソコンと外付けハードドライブに保存。理想ではクラウドと外付けハードドライブだが、あくまで趣味なので有料のクラウドサービスへの加入は考えていない。

音楽

保存先:パソコン+外付けハードドライブ

すべての音楽を外付けハードドライブに保存している。その中から定期的に聞くもののみをパソコンに保存しスマホと同期している。

物理的に同じ場所だが、最悪ネットラジオ等でも音楽は聞けるので、現状で有料クラウドサービスを使用する予定はない。

電子書籍

保存先:クラウド+パソコン

購入した電子書籍は購入先のクラウド(Kinoppy)にのみ保存されている。自炊した本はパソコンとDropboxに保存し、必要に応じて、モバイル端末に移動させている。

連絡先

保存先:Gメール(クラウド)+スマホ

Gメールとスマホに連絡先を登録している。また、大切な友人たちとはSNSでも繋がっているので、音信不通になるリスクは少ない。

メモ

保存先:OneDrive(クラウド)

メモはOneNoteを使用しているためクラウド(OneDrive)の1ヶ所にのみ保存。そこまで大切な情報はないので、データを失ったとしても大丈夫だが、今後のためにもバックアップの方法を模索する必要がある。

メール

保存先:各メールサービス(クラウド)

現状ではクラウドのみ。プライベート用途のみなので、失くなって困るということはない。

大切な情報が送られてきた時は、情報のみを外部に保存することで対応している。

文書

保存先:OneDrive(クラウド)+パソコン

文書はパソコンに保存したものをOneDriveにも保存している。

個人情報を含む文書のみ、パソコンとタブレットに保存。クラウドの方がリスクは低いが、情報漏洩も考え、現在は使用はしていない。

ログイン情報

保存先:タブレット+パソコン

個人情報にあたるので、クラウドは使用していない。タブレットとパソコンに保存している。

タブレットとパソコンを無料で簡単に同期ができる方法があれば、教えて欲しい。

まとめ

今後もできる限りリスクを減らすために、最適な管理方法を模索していきたい。特に現状では個人情報を含むデータの管理方法の改善が急務。

セキュリティーのしっかりとした有料のクラウドサービスに加入する必要が出てくるかもしれない。