写真の管理方法についてまとめたが、写真の保存先のクラウドサービスを数ある中から、なぜGoogleフォトにしたのかについてまとめる。
なお写真の管理方法 と同様、JPEG写真の保存先としてGoogleフォトを使用している。RAW写真に関しては、有料サービスを使いたくないという理由で、パソコンとハードドライブ(HD)の2ヶ所に保存している。
クラウド(写真専用)の選択の条件
- 無制限
- 大企業のサービス
- モバイル端末からアクセス
- 共有機能
- 無料
無制限
人生の中で写真を撮る機会は山のようにあるので、制限を気にして管理するようなことはしたくない。そのためには、無制限に写真を保存できるクラウドサービスを選ぶ必要がある。
無制限ではGoogleフォトの他にも、有名どころではAmazonプライム
大企業のサービス
電子書籍のサービスと同様、なるべくサービスが停止されるリスクを減らしたい。外付けのHDにバックアップしているので安全ではあるが、可能な限り安定的に管理できる環境が必要。
上記の条件同様、Amazonも大企業であり比較的安定的にサービスの継続が期待できると思う。
モバイル端末からアクセス
写真は見返すことで価値あるものになる。撮った後に誰も見ることがなければ、その写真は存在しないものと同じ。写真を見返す敷居をなるべく下げるためにも、モバイル端末からのアクセスは欠かせない。
モバイル端末から見ることができれば、テレビと接続して家族で一緒に見返すことも簡単。
ほとんどのクラウドサービスがアプリからアクセスできることもあり、特にこの条件で差がつくことはない。
共有機能
旅行の後、写真見せてと言われることも多いと思う。もちろんSNSでも共有は可能だが、親しい人にプライベートなアルバム自体を簡単に共有することができれば便利。
複数の人の写真をまとめて一つのアルバムを作成することもできるので、友達と旅行に行った際には非常に重宝する。
共有機能に関しても、多くのクラウドサービスが有していることもあり、特にこの条件で差がつくことはない。
無料
長期間必要になるサービスのため、できる限り安い方がいい。無料であれば、尚良し。Googleフォトを選ぶ決定打になったのは、この無料という条件。
*その他の知っておきべきこと
無料のGoogleフォトを無制限に使うためには、写真が1,600万画素に非可逆圧縮されてしまう。通常の用途では、4K(約800万画素)の2倍になるので問題はないが、RAW形式など質にこだわる形式の写真の場合は有料のサービスになってしまう。
質にこだわった形式でクラウドに保存したい場合は、Amazonプライム
まとめ
写真の質にこだわりがない限りは、Googleフォトで必要十分。思い出を保存して、見返すのにも十分な機能を持っている。もし、質にこだわりたい場合は、必要に応じて有料のサービスを検討する必要がある。
Googleフォトのおかげで、今ではよく家族と一緒に、写真を見返しながら思い出話に花を咲かす機会も増えた。写真を撮りっぱなしにしなくなったおかげで、写真を撮る時にも今まで以上に工夫を凝らすようにもなり、一石二鳥。