データ管理の投稿でデータのバックアップについて書いたが、写真は思い出と深く関わる大切なものなので、管理の方法を詳しくまとめる。
なおこの投稿は、JPEG写真の管理方法をまとめている。RAW写真に関しては、有料サービスを使いたくないという理由で、パソコンとハードドライブ(HD)の2ヶ所に保存している。
理想の管理方法
- クラウドとHDを使用
- 複数の端末の写真を一元管理できる
- 気軽にデジタル機器で見返すことができる
クラウドとHDを使用
写真は思い出なので、絶対に無くしたくないデータ。そのためには、データ管理への考察でも書いたように、物理的にも製品的にも幅をもたせて保存をする必要がある。その最適な解としてあるのが、クラウドと外付けHD。
クラウドは可能な限り長く使い続けたいので、無料で無制限に保存できるものが望ましい。
複数の端末の写真を一元管理できる
カメラやスマホ等複数の機器で写真を撮ることも多い上、家族の人数分その数も増える。そのため、複数の機器や人の写真をシームレスに管理できる方法が望ましい。
気軽にデジタル機器で見返すとこができる
写真を見返し易さも重要なポイント。家族のみんなが気軽に家族写真を観ながら語れるような時間を持てるのが理想。身軽なデジタル機器で見返すことができれば、紙の写真への現像は不要。
実際の管理方法
上記の希望を叶えるサービスを比較検討した結果が、Googleフォト。比較検討に関してはGoogleフォト – タダで無制限に写真をクラウドに保存を参照。
まず大前提として、私の管理方法ではクラウドと端末は一切同期させない。
写真を撮ってから、最終的に2ヶ所に保存するまでの流れは以下。
- 撮った写真をモバイル端末に保存
- 写真の選別
- Googleフォト内に新規アルバムを作成
- 選別した写真のみを新規アルバムにアップロード
- Googleフォトからダウンロードして、外付けHDに保存
- モバイル端末から写真を削除
撮った写真をモバイル端末に保存
カメラで撮影した場合は、カメラメーカー(SonyやOlympus等)公式アプリからwifiを使って、ワイヤレスに写真をモバイル端末に移動させることができる。カメラにwifi機能がなければ、下のリンクのようなwifi機能付きSDカードやモバイル端末にSDカードを物理的に接続できるアクセサリーを使うことでも可能。
写真の選別
以前は選別せずにHDにまとめて保存していたが、選別されていない大量の写真を見返す気にはなれなかった。特にスマホの写真は連写されているものも多く、選別は必要。
写真の選別にしっかりと時間をかけることで、見返す時間を楽しいものにすることができる。
Googleフォト内に新規アルバムを作成
選別の後にすぐアップロードするのではなく、事前にアップロードする写真のためのアルバムを作成しておく。そうすることで、漏れなく写真を適切なアルバムに配置することができ、見たい写真を探すのも楽になる。
また必要であれば、家族や友達とアルバムを共有することで、みんなで一つのアルバムを作成することができる。
選別した写真のみを新規アルバムにアップロード
写真はアルバムを指定してアップロード。アップロードしてからアルバムの整理をすると、該当の写真を探したりと余計に時間がかかってしまう。
Googleフォト(クラウド)に最初に保存することによって、撮影機器に関わらず、一元的に管理することができる。
Googleフォトからダウンロードして、外付けHDに保存
Googleフォトに何かあった時のためのバックアップとして、外付けHDを使用。Googleフォトのアルバム名と同じフォルダーを作成して保存。
モバイル端末から写真を削除
2カ所に保存後は、モバイル端末から写真を削除。Googleフォトのアプリから気楽に写真を見返すことができる。
*モバイル端末とGoogleフォトを同期していると、端末から消すと同時にGoogleフォトからも写真が消えてしまう。そのためモバイル端末との同期はなるべく避けておいた方がいい。
まとめ
クラウド(Googleフォト)を使用することで、写真を安全に管理でき、気軽に見返すこともできる。この流れが確立できたおかげで、いつでも見返したいと思える理想の形で写真を管理できている。