ブラウン MQ745:氷も砕けるハンドブレンダー

Braun MQ745

ミニマリストやシンプリストにとって、必要な最低限の調理器具は包丁、まな板、プライパンぐらいだと思う。包丁とまな板があれば、食材をどんな形にもできる。フライパンがあれが、火を使った一通りの調理ができる。

最近ブラウンのハンドブレンダーMQ745を購入したが、私たちの台所で大活躍。必要最低限のものではないが、今ではなくてはならない存在。ハンドブレンダーの購入に至った経緯と、実際の使用感をレビューしながら紹介する。

ハンドブレンダーとは

簡単に説明すると、ミキサー。しかし、刃が棒状の先端についているので、鍋やコップなど容器を選ばずにミキサーをかけることができる。

はじめは野菜をみじん切りにするのが面倒でフードポロセッサーを探していた。そんな時、フードプロセッサーとしても使えるブラウンのハンドミキサーの存在を知った。

ハンドブレンダーは付属品によって、さまざまな用途に使うことができる。下の表はブラウン(Braun)社のマルチクイック7シリーズの4種類でできることを比較したもの。

MQ700MQ735MQ745MQ775
まぜる
つぶす
きざむ
泡立てる
砕く
千切り
スライス
こねる

ハンドブレンダーに求めるもの

Braun以外のハンドブレンダーも基本は同じような機能。そのため、この8つの機能を元に、今までの料理を振り返って必要な機能を整理してみた。

  • つぶす
  • きざむ
  • 砕く
  • スピード調整のしやすさ

つぶす

今まで洋風のスープを作ったことがなかったけど、ハンドブレンダーを使えば簡単に作れるのを知った。簡単に料理のレパートリーを増やすためにも、欲しい機能。

きざむ

もともとは簡単にみじん切りができるフードプロセッサー機能が欲しかったので、「きざむ」は必須。

砕く

ミキサーを持っていた時には、よくスムージを作って朝に飲んでいた。ハンドブレンダー1つでスムージも作れるのであれば、ぜひ欲しい機能。またスムージーだけは包丁とフライパンでは作れないので、ハンドブレンダーを持つ意味にもなる。

スピードの調整のしやすさ

みじん切りが当初の目的なので、スピード調整のしやすさは大切。早すぎてペースト状になってしまったら、料理の予定が間違いなく狂ってしまう。ボタンを押す回数でスピードを調節するよりも、握りながらの感覚で調整できた方が楽だと思う。

ブラウンのMQ745の使用感

つぶす、きざむ、砕く、スピード調整のしやすさを考えると、ブラウンのMQ745の購入することになった。スピード調整のしやすさを無視すれば、もっと安いハンドブレンダーを購入できたのかもしれない。しかし、ブラウンのMQ745には大満足している。

つぶす

「つぶす」のおかげで、スープのレパートリーが増えた。コーンポタージュを初めて作ってみると、妻も大喜び。他のスープのレシピも調べて、今後もレパートリーを増やしていきたい。

きざむ

みじん切りにしてみると、すりつぶれたようになってしまった。包丁のみじん切りとは食感も違い、今ではみじん切りの用途では使用していない。唯一、ブロック肉と一緒にハンバーグを作る時のみ、野菜も一緒に入れてハンバーグを作っている。

野菜をそのまま「きざむ」用の付属品に入れられないので、包丁とまな板でざく切りにする必要がある。そのため、洗い物の手間は増える。

砕く

果物と牛乳で一緒にスムージーを作っている。朝食など簡単に済ましたい時に、とても助かっている。冷凍した果物の量を多くすれば、アイス感覚でも食べられるので、スーパーでアイスを買う頻度も減った。

スピード調整のしやすさ

スピード調整もすぐに慣れ、食材を見ながら臨機応変に対応できるので、握る強さでスピードを調整できるものを選んでよかったと思う。ボタン式のものを使ったことがないので比較はできないが、料理中に微調整ができると失敗も少なくて安心できる。

まとめ

ハンドブレンダーは必要不可欠のものではないかもしれない。しかし、間違いなく毎日の食事を豊かなものにしてくれる。時短にもなるので、一石二鳥。

フードプロセッサー機能に重きを置かなければ、十二分に満足できると思う。

料理の時短とレパートリーを増やしたい方は、一度ハンドブレンダーの購入を検討してみてほしい。