シンプリスト的バックパックの選び方

バックパック

シンプリストな男に必要なカバンの数と種類で必要なカバンの種類や数を考え、その結果、私に必要な用途には4つのカバンが必要ということが分かった。その中でもバックパックは最も幅広い場面で使う重要なもの。必要な用途にベストやバックパックを選ぶために、必要な機能を整理した。

バッグパックの用途

以下が考えうるバックパックを使う場面。

  • 旅行(LCC利用を含む)
  • 仕事(出勤用)
  • ジム
  • 買い出し
  • その他(パソコン等の大きなものを持ち出す等)

旅行

LCC利用も想定しているので、機内持ち込みできる物が理想。その上で、耐久性と軽さもあれば、なお良し。カバン自体が軽ければ、重さ制限のあるLCCでも荷物に余裕を持つことができる。また、耐久性があれば、トレッキングなどのアウトドアでも使える。

仕事

パソコンが入る大きさ。またスーツとも使えるデザインであれば、なお良し。

ジム

ジム用の服や靴などが入る大きさ。

買い出し

ある程度の容量があれば大丈夫。また、重い物を買うこともあるので、耐久性に加え背負いやすさも必要。

その他

あまり重い物やたくさんの物を持ち出すことはないので、ある程度の容量があれば良し。強いて言えば、充電器などの細々とした物を入れるポケットや出し入れのしやすさがあると便利。

必要な機能

用途別に必要な機能を表にまとめた。

旅行仕事ジム買い出しその他
大きさLCC機内持込み可能パソコンが入る服や靴が入る小さすぎない小さすぎない
重さ軽い
耐久性高い高い
 背負い易さ腰ベルト付き腰ベルト付き
 デザイン派手でない街中でも使える
 ポケットありありあり

* x:特に必要なし

上記の表とすべて満たすための機能のリストが以下。

  • LCC機内持ち込み可能な大きさ
  • なるべく軽い
  • 耐久性が高い
  • 腰ベルト付き
  • 派手でなくアウトドアでも街中でも使える
  • 小物用のポケット付き

軽さと耐久性など相反する性能が同時に必要なので良いバックパックを見つけるのに苦労しそう。

あと可能であれば、防水性能と南京錠を使ってロックできれば、なお良し。しかし、カバーやケーブル式のロックを使うなど工夫次第で何とかなるので、絶対必要というわけではない。

LCC機内持ち込み可能な大きさ

手荷物数3辺合計高さ奥行重さ
Air Asia2規定なし56cm36cm23cm7kg
Jetstar2規定なし56cm36cm23cm7kg
peach2115cm規定なし規定なし規定なし10kg
Vanilla2115cm55cm40cm25cm7kg
scoot2115cm54cm38cm23cm10kg

*1: 手荷物1つに身の回りの物1つという表記
*2: すべての手荷物の合計
*3: 2018年10月28日搭乗分より7kgに変更

上記を加味すると、大きさは(高さ)54cm(幅)36cm(奧行)23cmに限りなく近いのがベスト。

なるべく軽い

追加料金なしで乗れる重さの上限が7㎏というLCCが多い。ミラーレスカメラとレンズを旅行中に持ち歩くため、カバン自体の重さは最小限にしたい。個人的には750gを切ってくれると、荷造りに余裕ができる。

耐久性

買い出しの際に重い物を買うこともあるので、耐荷重が15kgほどは必要

腰ベルト

必須ではないが、重い物を持つときやアウトドアでも使いやすい。

派手でないデザイン

黒だと、どんな場面でも服装でも使いやすい。使い回しやすさを優先して、アクセントなどの無いシンプルなデザイン。

小物用ポケット

ポケットがいくつかあれば、特にこだわりはない。

まとめ

今回、用途から自分に必要なバックパックの姿が見えてきた。カバンの数を絞る必要がなければ、用途別に購入しても問題はない。ただシンプリストを目指すにあたって、効率良く物を所有するためにカバンも厳選する必要があると思った。

シンプリストやミニマリストを目指している人は、自分の用途に合ったカバンを探してみてはいかがだろうか。希望に合うカバンと巡り合えるかは、別の話だが。。。