Evernoteが一世を風靡したのが、2012年頃。全ての端末にアプリをダウンロードし、機器間をシームレスにメモを取っていたが、後に無料会員は使用できる機器の数に制限をかけられてしまった。
当時複数のアプリをまたいでメモが散乱していたこともあり、制限無くノートやメモを一元的に管理できるアプリを探し、見つけたのがOneNote。
メモアプリの選択
自分に最適なメモアプリを探す上での優先順位を決め、リストにした。
- 無料
- 制限なく複数の機器間で共有できる
- オフラインでも使用可能
- 複数人で共有できる
- グループ管理が分かりやすい
- 検索機能がある
- 手書き機能
無料
Evernoteでも有料会員になれば、制限なくメモ機能を使用可能。しかし、無料の代替アプリがあるのであれば、それに越したことはない。
制限なく複数の機器間で共有できる
Evernoteの使用を辞めた理由が機器の数に制限ができたから。メモを取る必要がある時にいつでも、どの機器を使用していようがメモを取れるようにしておきたい。
Evernoteで制限がかかった当初は、スマホとタブレットで使用していたが、パソコンを使用している時には一元的にメモが取れなかった(不便だが、ブラウザーを通して使うことはできた)。そのため、必要に応じて別の端末を取り出す必要があった。OneNoteでは機器の数に制限が無く、クラウドに保存されたメモにシームレスにアクセスできる。
オフラインでも使用可能
いつでもメモを取れるようにするためには、オフラインでもメモにアクセスできる必要がある。新作作成はもちろんのこと、既存のメモに関しても追加修正ができないといけない。OneNoteでは定期的に同期さえしておけば、オフラインでも全てのメモにアクセスできる。
複数人で共有できる
メモを使って家族で情報を共有したいと考えていた。買い物リストを作ったり、旅行先のアイデアをまとめてみたりと、家族間での情報の共有が効率的にできる。頼んでいた物の買い忘れも減った。
編集する権限を与えることもできるし、閲覧のみの共有もできるので、状況によって使い分けられる。
メモのグループ分けが簡単
気軽にいろんな事をメモしていると、何をどこにメモしたかを忘れることがある。OneNoteでは簡単にグループ分けができ、ノートやメモの管理が簡単。
検索機能がある
OneNoteでは検索機能が使えるので、キーワードさえ分かれば、すぐに目的のメモにアクセスすることができる。おかげで、ノートのどこに書いたか忘れて、見つけられないといったことがなくなった。
手書き機能
まだ上手く使いこなせていないので上手く書けないが、OneNoteでは手書きでもメモが取れるようになっている。今後より紙に書く感覚に近付いていくのは間違いない。
まとめ
OneNoteはメモアプリというよりはノートアプリという方がしっくりとくる多機能性。書くまでの動作がまだ軽快でなく、紙に劣る場面も多いが、書いた後の管理に関しては、間違いなく優秀。端末を選ばずにアクセスでき、異なる権限の共有も簡単にできる。
Evernoteの後継として最初に見つけたのがOneNoteだったので、他のアプリを試しておらず、比較できていない。それに、上で挙げた優先順位のすべてが一般的な機能だと思うので、OneNoteである必要は無いのかもしれない。それに、今度もしスタイラスを使うようになると、書き味等で不満が出てくるかもしれない。しかし、現状の使い方では、十二分に役割を果たしてくれる素晴らしいアプリであることに変わりはない。現時点で、ノートやメモのためにアプリを探している人に自信を持ってOneNoteをオススメする。